一度職場を退職してしまうと、社会復帰するのをためらってしまう人もいるのではないでしょうか。
特にブランク期間が長くなると体力面や知識面で不安を感じ、ますます社会復帰をするタイミングが遅くなってしまうかもしれません。
確かに、世の中が変化するスピードはとても速く、昔と同じような働き方では対応できない場合もあります。
しかし、職種によっては今も昔も大きな違いがあまりないものもあり、場合によってはブランク期間にしてきた経験を活かすことができるケースもあります。
中でも代表的なものが、保育士の仕事です。
保育士の仕事も時代とともに多少の変化はありますが、子どものお世話をするという点においては今も昔も変わりません。
また、ブランク期間中に子育てをしていた場合、子育て経験のない保育士以上に子どもの気持ちやちょっとした変化に気づいてあげることができるかもしれません。
さらに、保護者に対しては、子育て経験のない保育士よりも説得力のある対応ができるのではないでしょうか。
そして何よりも重要なことは、保育の現場は慢性的な人手不足の状態が続いており、保育士資格の有資格者の職場復帰を願っているということです。
保育園によっては正社員として短時間勤務ができるなどのシステムを採用している場合もあり、子育てや親の介護で忙しい人でも働きやすい環境づくりに力を入れています。
ブランクがあるからと言って職場復帰をためらうのではなく、必要とされている現場でもう一度働いてみるのも良いのではないでしょうか。